トートト、トトトトトト
私がはじめてバンドを組めたのは16歳・高校生の頃であった。
私が通ってきた高校は何故かバンド活動が盛んな学校で、まわりは、ラウドネスやアースシェイカーなどのジャパメタファンか、TOTOファンに2分されていた。
当時の私はストーンズに夢中で、どちらにも属さなかったが、同級生の麻雀たまり場のようなところで、ジャパメタとTOTOは頻繁に聴かされた。(私以外のまわりの連中、高校生にしてはみな楽器が上手かったよ)
ちなみに、ジャパメタはワイルド派、TOTOは知性派といった分類で、学校一ギターの上手かったMくんがスティーヴルカサーフリークだったこともあり、ロザーナやアフリカのヒットで全盛期だったTOTOは、神様のような存在であった。
ジャパメタについては別の機会に譲ることとして、このTOTO、私には、まるで良いと思えなかった。なんだかつかみどころのない音楽だなぁ、なんでみんなこんなのが好きなんだろう?と不思議でもあった。(高校3年生の時に出た「アイソレーション」というアルバムはまぁまぁだと思ったが、そのアルバムからTOTOは低迷期に入る)
さて。
今日は中古CD屋に立ち寄り、TOTOのファースト「宇宙の騎士」が、擦り傷あり、で安く、なつかしさもあり、買ってみた。聴いてみた。20数年ぶりに。
う〜む。
デビットペイチの独特のソングライティングは達者だと思うし、そのメソッドも首肯できる。当然演奏もむちゃ上手い。ジェフポーカロは気持ちよくハネており、この頃のルカサーは良かった、という声もどこかから聞こえてきそうである。当時評判の悪かったボビキンオヤジもいい味出してるんじゃないの。
でも、やっぱり変な音楽である。
アメリカンハードとAORの融合、なんだろうなぁ。。。
どこがいいんだろ?これ。
一応、このアルバムはTOTOの代表曲も多く収録されており、名盤と呼ばれている。ジャンルモノとしては、傑出した一枚であることは認めたい。
しかし、高校生の時に聴いた時と、まるで印象が変わらないというのが、それなりにすごいな。なつかしさよりも、居心地の悪さが残るアルバムである。
ひどい文章のライナーノーツを読んで、この居心地悪さの正体が、ようやく、20数年ごしに、わかった。
このTOTO、業界2世連中の寄り集まりバンドなのである。(後のメンバーでジョンウィリアムスの息子も在籍していたように記憶している)
う〜む。
多くは語るまい。。。
でも、やっぱり、そりゃ、ダメダメやわね。


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